新ショウガは初夏から秋口までの旬のある野菜。ひねしょうがと異なり、筋がなくて柔らかく、辛味も穏やかで香りもツンとしたところがなくふわっとした優しい匂いです。密度が高くてしっとりとした食感も新ショウガならでは。いい新ショウガに出会ったら、たくさん使って1年分の甘酢漬けをつくってはいかがでしょうか？
新生姜の甘酢漬け｜生姜の味噌漬け

新生姜の甘酢漬け
材料：新しょうが　280g位

　　　甘酢（純米料理酒　100cc　酢　200cc　水100cc　砂糖70g　塩10g）

1.新しょうがは皮をむいて薄くスライスする。
2.1を熱湯で２〜３回ゆでこぼし、水気を拭き取っておく。
3.甘酢の材料をすべて合わせて沸騰させる。
4.清潔な容器に２の生姜を入れ３の甘酢液を上から注ぎ冷ます。冷蔵庫で保存してください。※2のゆで汁に砂糖を入れて冷ますとジンジャーシロップになります。炭酸で割って飲むと酔い覚ましにも良いですよ。贅沢なようですが、純米料理酒を使うことで生姜の味に深みがでます。一度お試しください。

生姜の味噌漬け
材料：しょうが適量　しょうがと同量程度の味噌

1.しょうがはきれいに洗い、痛んだ部分を取り除き水気を拭き取り薄切りにする。
2.沸騰したお湯に１のしょうがを入れ１分程度茹で冷ます。
4.密閉できる袋などに味噌を入れ、水気を拭き取った２のしょうがを入れよく混ぜ合わせる。空気を抜いて冷蔵庫で保存してください。厚みにもよりますが、翌日から食べられます。
※刻んでそのまま日本酒の肴に。冷蔵庫でひからびさせてしまいがちな生姜も味噌漬にしておけば手軽なおつまみになります。※漬けた味噌はそのままお味噌汁や味噌炒めなどに使えます。ほんのり生姜が香ります。味噌の味がそのまましょうがに入りますので、美味しいお味噌を使ってください。→隠れ味噌：脂肪の少ないよしかわの青大豆で造った味噌。青大豆と、よしかわ産の「五百万石」でつくった米麹、フランス・ノアムーティエ産の天日塩だけでつくった味噌です。青大豆と米麹の豊かで深みのある香りと味わいが、天日塩できりっと引き立つ無添加の味噌です。