よしかわ杜氏の郷通信 

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そうめんかぼちゃ夏の食卓を彩る“そうめんかぼちゃ”

きれいな黄色の麺のようにほぐれる“そうめんかぼちゃ”。この色のため、「金糸瓜」「金糸かぼちゃ」、〈なます〉にも似ているので「なますかぼちゃ」などとも呼ばれます。『金糸ボール』という名前で上越の特産として定着していました。
しゃきしゃきした独特の食感が特徴で、冷やしてサラダやあえものなどにします。お酢との相性が抜群で、ドレッシングなどで和えると、爽快な食感とあいまって、実にさっぱり。いくらでもいただけます。毎日、その日のメインの食材に合わせて、麺つゆや三杯酢、フレンチドレッシングなどドレッシングのバリエーションを工夫して沢山食べるのがよしかわ流。涼感たっぷりの食事として、“そうめんかぼちゃ”は、よしかわの夏には欠かせない食材となっています。(写真左が“そうめんかぼちゃ”の本体)大きさは20〜30センチほど。南瓜の仲間での中でも“ヘポカボチャ”に属し、ズッキーニに近い種類です。この南瓜は茹でると内部が均一な細さの繊維状にほぐれる特徴があるのです。
このそうめんかぼちゃ自体には余り味はありませんが、なんと言ってもシャキシャキした食感が爽快なのです。食感と色が命の和食にふさわしい食材であると同時に、このような姿でも、かぼちゃですのでローカロリーの上、カロチンやビタミンE・Aが豊富。とてもヘルシーな食材です。様々な食材のなかでも、このシャキシャキ感は他にはなく、やみつきになる心地よさ。とにかく一度お試しになれば、“そうめんかぼちゃ”が、お子様からお年寄りまでに大人気な理由がおわかりになると思います。サラダや和え物のほか、刺身のツマなどにもご利用ください。
●そうめんかぼちゃは、よしかわ杜氏の郷併設のファーマーズマーケット「四季菜の郷」で、秋口までお求めいただけます。
そうめんかぼちゃのサラダそうめんかぼちゃと春雨のピリ辛炒めそうめんかぼちゃの生春巻きそうめんかぼちゃの漬け物(浅漬け)

そうめんかぼちゃの断面 そうめんかぼちゃを茹でる そうめんかぼちゃを茹でる そうめんかぼちゃを茹でる
そうめんかぼちゃの断面。この状態では実がぽそぽそした普通の南瓜。 5センチほどの厚さに切ってから普通の南瓜同様にわたを取り、たっぷりのお湯で茹でてください。(写真は撮影用に水を控えてあります) 20〜30分茹でると、肉の部分がはらはらとほぐれてきます。 完全にほぐれたら、冷水にさらしてから水を切って、出来上がり。
※一回分ずつ小分けにし、水気を軽くとって冷凍保存も可能です。

そうめんかぼちゃのサラダそうめんかぼちゃのサラダ・・・・・・・
材料:上記の方法でほぐしたそうめんカボチャ 適量
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   きゅうり ドレッシング 適量
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1.そうめんカボチャを食べやすい長さに切る。きゅうりは千切りにする。
2.水気をきり、ドレッシングと和える。
※ドレッシングは和風でも、フレンチでも中華でも本当に何でも合います。今回キュウリを彩りにいれましたが、食感を楽しめる他の夏野菜とも相性が良いので色々お試しください。

そうめんかぼちゃと春雨のピリ辛炒めそうめんかぼちゃと春雨のピリ辛炒め・・・・・・・
材料:上記の方法でほぐしたそうめんカボチャ…適量
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   春雨(パッケージ記載の方法で戻す)…そうめんかぼちゃと同量程度
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   鷹の爪…1〜2本 にんにく…1かけ 塩・こしょう・醤油…各適量
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   油…適量 酢…適量
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1.そうめんカボチャと春雨を食べやすい長さに切る。鷹の爪は種をはずし、ぬるま湯で戻してから細切りにする。にんにくをみじん切りにしておく。
2. フライパンに油を入れ1の鷹の爪とにんにくを入れ、弱火で、にんにくと唐辛子の風味を油に移す。
3. 2にそうめんかぼちゃと春雨を入れ油をまぶしながら炒める。塩・こしょう・醤油でお好みの味に整え、仕上げに酢を回し入れ、お酢のつんつんした香りがとんだら出来上がり。
※そうめんかぼちゃのさくさくした食感と春雨のぷりぷりした食感が混ざってなかなか面白いです。細切りのお肉などを入れて麻婆春雨風とか、細切り肉とピーマンと炒めて青椒肉絲風とか。試してみると色々アイデアが膨らむ素材です。お好みの味つけでいろいろお試しください。

そうめんかぼちゃと春雨の生春巻きそうめんかぼちゃの生春巻き・・・・・・・
材料:上記の方法でほぐしたそうめんカボチャ…適量
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   春雨(パッケージ記載の方法で戻す)…そうめんかぼちゃと同量程度
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   ドレッシング…お好みものも。 レタスなど葉もの野菜…適量
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   ハム…適量 ライスペーパー…適量
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1.そうめんカボチャと春雨を食べやすい長さに切り、ドレッシングで和え味をなじませておく。
2. ハムや、野菜は、ひとくちサイズにカットしておく。
3. ライスペーパーを水にさっとくぐらせてから、ふきんかキッチンペーパーにのせ、1と2の具材を乗せてしっかりとライスペーパーを巻く。 
※茹でてから冷やしたそうめんカボチャを大皿にどっさり盛って、それぞれお好みのドレッシングで食べるのがよしかわ流。でも、もうちょっとおしゃれに食べたいなら、こんな食べ方も。最近はライスペーパーが手に入りやすくなりましたので、ちょっとしたパーティなどに作ってみてはいかがでしょうか?そうめんかぼちゃの色がきれいなので、黄、ピンク、グリーン、白のかわいらしい生春巻きになります。ドレッシングはお好みで。野菜も「ルッコラ」や「ベビーリーフ」「茹でたもやし」「貝割れ大根」などなんでもOK。ハム意外にも、茹でたエビとか鶏ささみを細かく割いたものや、そぼろなど固定観念にとらわれずに試してみてください。

そうめんかぼちゃの漬け物そうめんかぼちゃの漬け物(浅漬け)・・・・・・・
材料:そうめんカボチャ…適量 そうめんかぼちゃと同量程度の味噌
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   塩、砂糖、純米料理酒…お好みで適宜加えてください。
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1. そうめんカボチャを輪切りにし、皮と中の種を除き食べやすい大きさに切る。
2. 味噌に砂糖、純米料理酒など加えちょっとしょっぱいくらいの味に整える。
3. 密閉できる袋などに味噌を入れ、水気を拭き取った1のそうめんかぼちゃを入れる。そうめんかぼちゃに味噌がまぶさるようにする。空気を抜いて冷蔵庫で保存してください。厚みにもよりますが、2〜3日後から食べられます。
※麺つゆに漬込んでも美味しいですし、塩漬けもなかなかいけます。しゃきしゃきしていて面白い食感です。今回は西京味噌に塩少々を足した味噌床で漬けました。金色が一層あざやかになり美味しそうです。

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