2009年夏の五百万石順調に生育中!
<冷夏><空梅雨>と予想された今年の夏。
水は大丈夫か。お米はしっかり実をつけるのか。じっくり登熟させられるのか。
よしかわでも米作りは不安の中で始まりました。
実際春から夏にかけて、日照不足や長雨、気温の低下に悩まされました。
全国的にも、県内でもお米の作況不良や野菜の不作が報じされています。
しかしよしかわでは、天の助けで、酒米・五百万石は順調に生育することができました。
米粒は充実し、水を切った田圃で稲は日に日に黄金色を深めています。
霊峰・尾神岳と五百万石の圃場(写真左)。夕陽を浴びた稲が金色に輝きます。09年第12回の酒まつりのラベルにも使用しています。
低気温や日照不良、長雨が続く中、他地域同様稲の成育は遅れがちでしたが、ここよしかわでは、出穂・開花期を迎える7月下旬、登熟期後半のお盆以降など、お米の作柄や品質にとって重要な時期に、晴天が続いたのです。そのため空の籾は殆どなく、
昼の高温と夜の低温のもと、じっくり登熟をすすめることができました。
現在は登熟の最終期。稲は9月初めの稲刈りに向けて熟成を進め、糖度を高めています。
五百万石の穂(写真右)。出穂後の好天のため粒ぞろい。しっかりと実が詰まっています。五百万石はなかなかの出来になりそうな目星がつきましたが、山田錦はこの週末に出穂、週明けには開花を迎えます。これからは残暑がいつまで続いてくれるかが勝負。まだまだ天気と稲とのにらめっこが続きます。
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