よしかわ杜氏の郷通信

 よしかわ杜氏の郷のトップページよしかわ杜氏の郷通信トップ  12≫2008年6月1日

 ロハスな農村・よしかわの自然は、毎日違った表情を見せてくれます。
 私たちはそんな移り変わる自然の姿を目にしては、喜んだり悲しんだり…自然と喜怒哀楽を共にする暮らしをしています。
 そんなよしかわの姿をほんの少しですが紹介していきたいと思います。
 お気に召しましたら「よしかわ」に一度遊びにきてください。

赤米・紫黒米の田植え

近年、話題の「赤米」「紫黒米」。「古代米」とも呼ばれ、豊富なビタミンやミネラル、良質のタンパク質、それに種皮にたっぷりと含まれるポリフェノールが注目され、健康のため、ご飯に混ぜて食べる人がどんどん増えてています。「古代米」は、縄文時代から食べられていたとされるモチ米で、明治時代まで日本各地で栽培され、お祝いや季節の行事などの機会に食されてきたと言います。赤米は「お赤飯のルーツ」、紫黒米は「おはぎのルーツ」とする説もあるそうです。

よしかわでも少量ですが良質の古代米が栽培されています。今年も6月の初め、篤農家Nさんの田圃で古代米の田植えが行われました。古代米の圃場は日当たりと風通しの良い小さな田圃。休耕田になっていた場所を昨年(2007年)から古代米のために復活させました。田植え機を搬入するのが難しい立地なので、親子3代の家族総出ですべて手植えです。
よしかわ田植え

この「赤米」「紫黒米」は、今年10月ごろから「よしかわ杜氏の郷」や東京・表参道「食楽園」さまで販売される予定です。2007年に収穫したものは、なかなか好評で、ただいま品薄状態となっております。今年はやや多く、もっと美味しいお米になるよう手入れをしていきますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

赤米商品イメージ紫黒米商品イメージ
 内容量200g
白米1合に大さじ1程度を目安に(量はお好みで加減してください。)混ぜ普通に炊飯してください。水加減は不要です。おかゆにもどうぞ。

田に線を引いていきます。
稲を植え付ける目印を田んぼに引きます。

「古代米」の苗は一目でわかります。赤米は苗の根元に赤味があり、紫黒米の苗は紫色の筋が入っているのです。9月の刈り入れまで、水や栄養の管理を厳密に行う永田農法で育てられます。このため通常スーパー等で買える古代米よりも柔らかくてしっかりとした旨みがあり、えぐみがなく香りの良いお米になります。
紫黒米の苗
赤米の苗
写真上が紫黒米(葉先や根元に紫色の筋が入っています。)写真下が赤米(根元が赤味がかっています)。

根の様子

 

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