近年、話題の「赤米」「紫黒米」。「古代米」とも呼ばれ、豊富なビタミンやミネラル、良質のタンパク質、それに種皮にたっぷりと含まれるポリフェノールが注目され、健康のため、ご飯に混ぜて食べる人がどんどん増えてています。「古代米」は、縄文時代から食べられていたとされるモチ米で、明治時代まで日本各地で栽培され、お祝いや季節の行事などの機会に食されてきたと言います。赤米は「お赤飯のルーツ」、紫黒米は「おはぎのルーツ」とする説もあるそうです。
よしかわでも少量ですが良質の古代米が栽培されています。今年も6月の初め、篤農家Nさんの田圃で古代米の田植えが行われました。古代米の圃場は日当たりと風通しの良い小さな田圃。休耕田になっていた場所を昨年(2007年)から古代米のために復活させました。田植え機を搬入するのが難しい立地なので、親子3代の家族総出ですべて手植えです。
この「赤米」「紫黒米」は、今年10月ごろから「よしかわ杜氏の郷」や東京・表参道「食楽園」さまで販売される予定です。2007年に収穫したものは、なかなか好評で、ただいま品薄状態となっております。今年はやや多く、もっと美味しいお米になるよう手入れをしていきますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
内容量200g
白米1合に大さじ1程度を目安に(量はお好みで加減してください。)混ぜ普通に炊飯してください。水加減は不要です。おかゆにもどうぞ。
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稲を植え付ける目印を田んぼに引きます。
「古代米」の苗は一目でわかります。赤米は苗の根元に赤味があり、紫黒米の苗は紫色の筋が入っているのです。9月の刈り入れまで、水や栄養の管理を厳密に行う永田農法で育てられます。このため通常スーパー等で買える古代米よりも柔らかくてしっかりとした旨みがあり、えぐみがなく香りの良いお米になります。
写真上が紫黒米(葉先や根元に紫色の筋が入っています。)写真下が赤米(根元が赤味がかっています)。
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