▽8月2日
7月16日の地震ではよしかわの多くの家屋に被害が発生しましたが、田圃への影響はなく、稲は順調な発育を見せてくれています。
6月には適度な降雨に恵まれて心配された水不足もなく、酒米「五百万石」はよく株別れし7月中旬に出穂、7月末には開花を迎えました。いつもよりちょっと遅めですが、久しぶりの豊作が望めそうな成長ぶりです。
あとはお天道さんがしっかり出てくれて、8月に充分な日照があれば、最高品質のお米が期待できます。
多くの不幸をもたらすこともあるけれど、恵みを与えてくれるのも、やはり自然。日に日に濃くなる田の緑をながめながら、そんなことを考えてしまう今日この頃です。
尾神岳をバックに。雪が少なかった今年も、尾神のブナ林の湧き水が枯れることはありませんでした。
珍しい「五百万石」の開花の写真です。稲の開花は1日だけ午前中の1〜2時間ほどだけなのです。
分けつ(株分かれ)が進んだ稲。今年の分けつはことのほか順調で、豊作が見込めそうです。
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