よしかわ杜氏の郷通信

 よしかわ杜氏の郷のトップページよしかわ杜氏の郷通信トップ  4≫2006年10月10日

 ロハスな農村・よしかわの自然は、毎日違った表情を見せてくれます。
 私たちはそんな移り変わる自然の姿を目にしては、喜んだり悲しんだり…自然と喜怒哀楽を共にする暮らしをしています。
 そんなよしかわの姿をほんの少しですが紹介していきたいと思います。
 お気に召しましたら「よしかわ」に一度遊びにきてください。

▽10月10日酒造り開始!
道の駅「よしかわ杜氏の郷」で
〈仕込み〉の様子が見学できます!

暑かった夏がすぎ、朝晩めっきりと冷え込む季節になりました。そして「よしかわ杜氏の郷」では、「仕込み」の時期のはじまりです。

伝統的な日本酒造りは、寒い季節に発酵を行う、「寒仕込み」。温度が低い冬は雑菌の繁殖が少ないため、美味しい日本酒ができるのです。また低気温のもとでは発酵に時間がかかるため、じっくりとお米の味を引き出すことができます。3メートルもの積雪がある厳寒の地・よしかわは、おいしいお酒を造るのに最適な土地柄なのです。

これから3月まで、手の感覚がなくなるような冷たい水で米を洗い、熱い蒸気で米を蒸し、40度近くにもなる蒸し暑い麹室で寝ずの番で麹を育て・・・と厳しい毎日が続きます。

仕込みの作業の様子は、「道の駅 よしかわ杜氏の郷」売店から、ガラス越しにですがご覧いただくことができます。お越しの際はぜひ覗いて見てください。


写真は「蒸し米」(“むしまい”と読みます)の様子。大きな釜で米を蒸します。蒸し方次第で麹の育ち方が違うようになり、味にも影響しますから、経験を要する難しい工程です。


蒸された米。米はこのあと広げて冷まされ(放冷)、麹室へ。米は種麹を振り掛けられ、床もみ→切り替えし→盛り→仲仕事→仕舞仕事と、麹菌の育ち具合をチェックしながら、丸2日以上絶え間ない世話を受けて、ようやく麹米になります。

 

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※内容はブログと重複しているものもあります。

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