▽8月27日撮影
青大豆も順調。
6月の終わりに土寄せが終わると、大豆はたくさんの葉をつけ始め、やがて畑一面が葉で覆われたようになります。この時期には「ジャックと豆の木」さながら、日に日にぐんぐん大きくなっていきます。豆の成長は、とても早いのです。
やがて8月になると花が開き始めます。といっても花畑のようにはなりません。葉をかき分けると、低いところにひっそりと咲いているのが見えるのです。小さな白い花です。それから数週間すると、花があった場所には小さな「若ざや」がつき始めます。さやの中にはきれいなヒスイ色をした小さな豆が入っています。これが9月から10月下旬にかけて、ゆっくりと太っていきます。
永田農法の青大豆の特徴は、細かい根をたくさん生やして、一杯の根粒菌をつけること。この根粒菌が窒素をどんどん作り出し、それが豆に送られていき、コクのあるおいしい青大豆ができるのです。
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この「若さや」の中に小さな豆が入っています。9月から10月下旬にかけて、ゆっくりと太っていきます。花は…見えるような見えないような…?
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▽9月9日撮影
五百万石の収穫
永田農法栽培の五百万石の収穫が始まりました。収穫直前の大雨にもかかわらず、重たい稲穂をつけた五百万石は倒れることもなくしっかりと立っています。まず田圃の四隅を鎌で刈り、それからコンバインで収穫していきます。
酒米として重要なのは芯白の大きさ。
くっきりとおおきな芯白ができています。
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穂に成った米粒はひとつぶひとつぶがしっかりと熟成して、くずになる米は殆どありません。
質の良いお米を収穫するためには、収穫のときまで稲を枯らさずに、生きたままの状態を保ち、米をぎりぎりまで熟成させます。鎌で刈ると、枯れた稲は抵抗感がありませんが、生きた稲はしっかりした抵抗があります。
たくさんのひげ根が永田農法米の特徴。しっかりと土の中に伸びていき、自力で一生懸命に栄養や水を吸収し、そのため健康な稲になり、健全な米ができるのです。植物本来の生命力を蘇らせて育てる永田農法米の美味しさの秘密です。
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